特別な趣が漂う羅州の名所との出会い。
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会津城は、百済地域で最も規模が大きい土城で、ソウルの夢村土城よりも100m長い。会津城は、東西北の3面を山で囲まれており、南方のみが栄山江の本流に向かって開けている、栄山江流域の天恵の要衝である。
城壁の全長は2.4kmで、その下方の幅は14mである。渓谷周辺の3面を取り囲む山地は、急傾斜の絶壁を削って城壁を造り、渓谷には幅6m、高さ6m程の城壁を築いた。見回してみると、山の稜線の平坦地を利用して4つの城門を造った痕跡があり、南の低い渓谷に水門があった痕跡も見られる。
会津城は、ここから近いところに位置する羅州伏岩里古墳群を築いた、当地域の土着勢力の生活空間遺跡と推定され、栄山江流域の古代勢力である馬韓の歴史研究における重要な遺跡である。また、百済の築城様式が確認できるため、城郭研究において重要な遺跡と評価されている。会津城は、1986年2月17日に全羅南道記念物第87号に指定された。