特別な趣が漂う羅州の名所との出会い。
たくさんあった帆船が姿を消してから長い歳月が流れ、再び当時の記憶と古き時代への郷愁を求めて船に上ると、栄山江の温もりある清風が心地よく感じられます。黄布帆船とは、黄土で染めた帆が掛けられた帆船で、以前は、栄山江の入り江を出入りしながら米、塩、ワカメ、エイなどの様々な生活必需品を搬送していました。栄山江黄布帆船は、陸地交通網の発達、上流部のダム建設、河口部の堰設置によって1977年以降運航は中止され、その姿を見ることができませんでしたが、2008年に約30年ぶりに以前の威厳のある立派な姿そのままで復活を遂げました。現在、黄布帆船は、古き時代の郷愁を乗せて栄山江を上り下りしています。
清流に乗って進むと、風光明媚で有名な“永慕亭”と“寄傲亭”が、まるで屏風画のように広がっています。栄山江の船路は、数多くの人や物を運んだ重要な移動通路でした。栄山江は、この地で出会った多くの人々の、別れの涙の結晶かもしれません。船長による面白トーク付きの船旅がお楽しみいただけます。
栄山江の清流を遊覧する“黄布帆船ツアー”は、羅州旅行の白眉とも言えます。栄山浦の船着き場を出発し、全羅道の方言を交えて説明する解説士の、なんとも味わい深い解説を聞きながら川を上っていくと、過去への時間旅行の始まりです。昔の木造船がそのまま再現された風情漂う“ピッカラム1号・2号”から、韓屋風の造りが素敵な“羅州号”、発掘された高麗時代の船の一部を基に復元された威厳ある“王建号”、風と水を切り分けるスピード感が楽しめる“栄山江号”まで、黄布帆船ツアーは、羅州を訪れる観光客に貴重な体験を提供しています。
利用TIP:ピッカラム号は3名以上/羅州号は13名以上/王建号と栄山江号は20名からの運航となります。
運航区間 | 出発時間 | 所要時間 | 船舶 |
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栄山浦船着場 ↔ 韓国天然染色博物館船着場(往復10km) | 10:00 | 50min | ピッカラム号 羅州号 王建号 栄山江号 |
11:00 | |||
13:00 | |||
14:00 | |||
15:00 | |||
16:00 | |||
17:00 |
運航区間 | 区分 | 個人料金 | 団体料金 (20人 上) |
羅州市民 (移転公共企業) |
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栄山浦 ~ 天然染色博物館 (往復 10km) |
大人 | 8,000ウォン | 7,000ウォン | 4,000ウォン |
青少年 | 6,000ウォン | 5,000ウォン | 4,000ウォン | |
シニア, こども | 4,000ウォン | 3,000ウォン | 4,000ウォン |