羅州観光

所有者 : state ownership 指定番号 : Cultural Properties Data No. 220 時代 : Three Kingdoms Period 指定日 : 37161 長洞里古墳は、栄山江流域に分布する大型甕棺墓の先祖集団と関連する初期鉄器時代から原三国時代の生活遺跡と推定され、文化財資料第220号に指定されている。 2008年の国立光州博物館の調査によると、遺跡が形成された丘陵地から、原三国時代のものと思われる様々な遺物が出土した。特に、原三国時代の層から、卜骨、土鈴、ガラス玉、ガラス製品を作る時にできるガラス質スラグを収集した。この遺物から、当時の人々の信仰行為や“三国志”魏書東夷伝に記録されている馬韓の珠玉に関する衣服文化の一断面を窺い知ることができたと言われている。 長洞里古墳群は、初期鉄器時代の粘土帯土器と、その後に登場する原三国時代の硬質無文土器と打捺文土器が共にある貝層調査において、文化的連続性が確認された。 粘土帯土器片、高杯形土器片などの多くの土器片が安定した文化層から割れた状態で確認され、当時の祭祀と関連する遺構だった可能性が提示された。