羅州観光

所有者 : state ownership 規模 : 1 指定番号 : Monument No. 156 時代 : Three Kingdoms Period 指定日 : 34673 古墳は‘昔の墓’を指し、考古学又は歴史的資料になる‘墳墓’のことである。 松堤里古墳は、泰山の低平な丘陵が東に伸びて栄山江の支流である錦川と出会う丘陵に位置している。古墳は、松川村北東部にある丘陵の松林の中にあり、すぐに東は錦川沿いに形成された広大な平野が広がっている。本来、ここには2基の古墳があったが、そのうちの1基は破壊されているため、1基だけが残っている。 村では、この古墳を“東山”或いは“高麗葬”と呼んでいる。古墳の規模は、大きさ20m、高さ約4mの円形墳で、石室は丘陵の斜面を掘って造った半地下式である。古墳の構造は、穹窿式の天井からなる横穴式石室墳である。 松堤里古墳は、現在まで全羅南道地方で発見された古墳のうち、唯一の穹窿式の天井からなる横穴式石室墳であり、古墳研究における重要な遺跡である。また、羅州潘南甕棺古墳との関係設定においても貴重な資料となっている。