羅州雲興寺址金銅如来立像

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- 398, Amjeong-ro, Amjeong-ri, Dado-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
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- Free
規模 : Height 11.2㎝
指定番号 : Tangible Cultural Properties 260
時代 : Unified Silla
指定日 : 37768
羅州雲興寺址には、千年の歳月を見守り続けてきた有名な“金銅如来立像(全羅南道有形文化財第260号)”がある。この仏像は、三国時代の金銅仏で、一般的な舟形巨身光背(舟形光背)である。本像、光背、台座が一つになっており、統一新羅後期である8~9世紀の仏像様式がよく表れている。
仏像の頭部は摩耗が激しいが、螺髪の痕跡があり、頭上の肉髻(にっけい:仏像の頭頂に一段高く隆起した部分)が見事に表現されている。
大きさは11.2㎝で、僧侶たちが身につけて持っていたものだと思われる。これまでに全羅南道地域で出土した金銅仏は、全て光背がない立像だけが確認されたが、雲興寺址から出土した金銅仏は、本像、光背、台座が一体鋳造された非常に珍しい例として、統一新羅時代の数少ない指折りの仏像作品とされる。