羅州万峰里石造如来立像

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- 37, Yongban-gil, Manbong-ri, Bonghwang-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
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- Free
所有者 : state ownership
規模 : Height 2.3m, Width 1.3m
指定番号 : Tangible Cultural Properties No. 64
時代 : Koryo Dynasty
材料 : granite
指定日 : 28033
羅州市鳳凰面万峰里にある高麗時代の仏像で、全羅南道有形文化財第64号に指定されている。
石造如来立像は、舟形巨身光背と与願印、施無畏印が結合した仏像で、全体の高さは2.3mになる。下部が地中に埋まっているため、台座に関しては知ることができないが、花崗岩で浮き彫りにされている。また、仏像の顔は面長で、古拙な微笑を浮かべている。胸部のU字型の平行袒裳は鳳凰面にある鉄川里石仏立像(宝物第462号)と同一で、胸部下から足元にかけては慶州北道栄州の石橋里石仏像(宝物第116号)と技法が似ている。従って、胴体下部で見られるこのような疑問は、この仏像が鉄川里石仏立像より前に造られたものと推定される。弧を描くようにスッと流れる眉に、目は半眼で、まるで悟道の域に達したかのようでありながら、一方では、もの静かな少女像と向かい合っているようである。全体的な形態からして高麗時代の仏像ではあるが、統一新羅時代の仏像に見られる写実的な様式も垣間見える。