羅州織職人‘魯珍男(ノ・ジンナム)’

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- 110, Cheongnim-gil, Dongdang-ri, Dasi-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
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所有者 : No Jin-nam(Woman, May 1, 1936)
韓国の伝統木綿織を継承する羅州市多侍面東堂里在住の“織職人”は韓国語で“セッコルナイ”と呼ばれ、元々は多侍面の草洞村で生産される木綿織とその木綿織を生産する人々のことを意味していたが、後に多侍面で生産される木綿織のことを意味する言葉となった。
羅州市多侍面で生産される木綿織は、目が細かく美しいことで有名で、宮廷にも献上されており、遠くは満州にまで売られる程であった。
羅州市多侍面東堂里の青林村には、羅州セッコルナイ(木綿織)の機能保有者で、無形文化財第28号の魯珍男(ノ・ジンナム)女史が暮らしている。魯珍男女史は、多侍面の青林村に嫁ぎ、姑の故・金晩愛(キム・マンエ)女史から機織りを教わった。故・金晩愛女史が機を織っていた当時は、経糸15本又は18本まで使用して布を織っていたそうである。現在は、その技能を、嫁の魯珍男女史が受け続いでいる。魯珍男女史ぐらいの達人であれば、3日で1疋(=2反)を織るそうである。