仏会寺乾漆毘盧遮那仏坐像

- Address
- 1224-142, Dado-ro, Masan-ri, Dado-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
- Tel
- 061-337-3440
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- Closing Days
- Admission
- Free
所有者 : Bulhoesa
指定番号 : Treasure No. 1545
時代 : Koryo Dynasty
材料 : 건칠불
指定日 : 39519
仏会寺大雄殿で本尊として祀られているこの仏像は、高麗末期から朝鮮初期にかけて多く造られた乾漆像像である。
この仏像は、やや胴長であることと形、小さめの顔、着衣形式、衣褶(衣装のひだやしわ)などから見て、高麗後期の仏像様式を継承した朝鮮初期のものと推定できる。
特に、左拳を右手で包み込む“智拳印”と言われる印相は、高麗後期の“華厳変相図”に登場する毘盧遮那仏の印相であり、仏会寺の仏像は、現存するこの印相彫刻の中でも早い時期に表現された例であり、彫刻的にも非常に優れた仏像である。また、羅州市内の尋香寺阿弥陀仏同様、歴史的価値が高い仏像である。