北門外三層石塔

- Address
- 41-1, Geonjae-ro, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
- Tel
- -
- Recommend
- 0
- Opening Days
- Closing Days
- Admission
- Free
所有者 : state ownership
規模 : Height 3m
指定番号 : Treasure No. 50
時代 : Koryo Dynasty
材料 : granite
指定日 : 23032
1963年に宝物第50号に指定された北門外三層石塔は、元来、羅州邑城の北門外の錦城山麓にあった。
1915年、日本政府によって当時の羅州郡庁の前庭に移されたが、その後、羅州郡庁は移転、錦城館復元とともに現在の場所に残された。この塔は、上下2基壇、上に3層の塔身部を持つ、一般的な小さな石塔である。塔の基壇には、各面に柱模様の彫刻が施されており、下層基壇は角のみ、上層基壇は角と中央に其々彫られている。塔身と笠は一石で構成されており、上層に向かって塔身の比率が小さくなっているため、全体的にすらりとした感じである。塔身には、それぞれの角に柱模様の彫刻が施されており、厚みのある笠は、下部三段の段型、上部は緩い軒反りになっている。塔の最上部には、露盤と伏鉢だけが残っている。
この三層石塔は風化が激しく、優れた作品という訳ではないが、品格があり、全体的なバランスも美しい。また、その様式から、高麗後期に造られたものと推定できる。