羅州鉄川里七仏立像

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- 408-64, Senam-ro, Cheolcheon-ri, Bonghwang-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
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- Free
所有者 : state ownership
規模 : Height 95cm
指定番号 : Treasure No. 461
時代 : The late Koryo period
材料 : granite
指定日 : 24999
弥勒寺に行くと、先ず初めに宝物第461号の“磨崖七仏石像”が目に入る。笠の形をした岩に仏像が彫られた、独特な姿をしている。
坐像と立像が彫られており、その高さは全て1m内外である。仏像の順序を見ると、北と東北面に坐像2体、南面に立像4体が彫られている。西面には2体の仏像が浮き彫りにされているが、明かに削られたような痕跡がある。昔、童子像を回してみて上手く回ったら(或いは、石の粉を食べたら)、男の子に恵まれる、という伝説が語り継がれていたために、女性たちが祈願の誠を捧げていたという。従って、七仏という名称は、童子像を含めて付けられたものと思われる。
七仏立像の彫刻様式は、典型的な様式の退化が窺われ、技法の図式的処理などから、高麗中期以降に造成されたものと思われる。このように、円柱形に近い四面石に多数の仏像が斜めに彫られているのは非常に稀であり、石面仏を造成した事実自体もまた、韓国仏像の貴重な資料である。