羅州竹林寺世尊掛仏幀

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- 255, Pungnimjungnim-gil, Pungnim-ri, Nampyeong-eup, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
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所有者 : Jungnimsa
規模 : Horizontal 275cm, Vertical 514cm
指定番号 : Cultural treasure No. 1279
時代 : 1622
材料 : Color model
指定日 : 29 June 1998.
掛仏”は、野外で法会が行われた時に掲げられる絵のことで、竹林寺掛仏は、1622年光海君14年に制作された韓国に現存する70数点の掛仏の中で最も古い掛仏である。他の仏様と一緒に描かれておらず、釈迦牟尼の単独仏坐像になっており、朝鮮時代の仏画や掛仏では非常に稀な事である。
掛仏に描かれた紺碧色の螺髪姿の仏様の左手は、“降魔觸地印”になっている。降魔觸地印とは、釈迦牟尼仏が座禅をする時の手の形(印相)で、右手を右膝にのせて指で地を指す印相である。これは、釈迦牟尼仏が修行の邪魔をする全ての悪魔を降伏、退散させたことを象徴する。