永慕亭

- Address
- 14-8, Hoejin-gil, Hoejin-ri, Dasi-myeon, Naju-si, Jeollanam-do, Republic of Korea
- Tel
- 061-339-8613
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- Opening Days
- Closing Days
- Admission
- Free
- Parking
- None
永慕亭は、会津村の入り口にある丘のケヤキの森の中にあり、朝鮮前期のロマンチストで風流人であった白湖林悌(イム・ジェ)が、当代の士人たちと交流しながら数多くの詩を残した所で、栄山江が一望できるスポットでもある。永慕亭の近くには樹齢400年を超える榎の木が2本あり、周辺の景観もまた非常に素晴らしい。
永慕亭は、全羅南道記念物第112号に指定されており、帰来亭林鵬(イム・ブン)が亡父である林枰(イム・ピョン)が暮らしていた住居跡に建立した。当初は、林鵬(イム・ブン)の号からとって“帰来亭”と呼ばれたが、明宗10年に林鵬(イム・ブン)の2人の息子林復(イム・ボク)と林晋(イム・シム)が、父親を追慕するために再建し、亭名を“永慕亭”に改称した。永慕亭は、“両親を永く追慕する”という意味が込められている。
永慕亭で育ち、詩を書いた白湖林悌(イム・ジェ)は、浩然の気を捻じ曲げない風雲児だった。その抵抗精神の気概は羅州の人々にそのまま継承され、日本統治時代の1933年に、“会津改革青年会”が抗日の意を込めた演劇を永慕亭で公演し、日本の警察に弾圧されるという事件も発生した。